コロナ禍明けを見据えた中小企業のモチベーション維持とコロナ禍環境に関する考え方の一例

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 依然終わりの見えないコロナ禍と共に社会の疲弊は増していく一方ですが、「あっという間に」この世の中に蔓延してしまったコロナ禍は、やはり同じように、もしかしたら今後ある時期にふと「あっという間に」過ぎ去っていってしまうかもしれません。

 今年の春頃より最近にかけて各種メディアにて、世界各国や我が国内での「鼻腔スプレー式ワクチン(鼻スプレー型ワクチン)」に関する開発関連の情報が複数見られます。まだ情報は多くはありませんが、このタイプの開発中ワクチンには「ウイルスの主な侵入口となる鼻や喉へまず集中的に抗体が作られる」「接種が手軽で注射もしなくてすみ普及が進みやすい」等の特徴が見受けられ、仮にこのタイプのワクチンの開発成功と促進が今後世界各国で進んでいくとするならば、比較的短期間で現実化し得るコロナ禍の「あっという間」の解決候補として、随時急上昇してくるかもしれません。現段階ではあくまで可能性の話にすぎないとしましても、一般的・平均的な市民感覚からするならば「もしそのようなワクチンの開発と普及が本当に進むとすれば、確かにそうなる可能性はあるかもしれない」と考える事はできるでしょう。注射器を使わず手軽に自身で鼻腔へスプレーするだけですみ、あとは接種に関して特に大きな障害となる事柄さえないとすれば、世界中の極めて多くの人々がワクチン接種する可能性が期待できますし、人々が自身で鼻腔へスプレーすればいいわけですので、品数さえ確保する事ができるならば、瞬時に世界的集団免疫を構築する事も理論的には可能ではと考えられます

 また、全世界的に研究や開発が急ピッチで進められている状況である事を鑑みれば、世界各国や我が国での各種コロナ治療薬の承認動向や開発動向等の急速な進化により、ある時期から中等症・重症および死者数が大幅に減る状況がほぼ確定するという状況がさほど遠くないうちに来るかもしれません。中等症や重症、または場合により死に至り得るような状況が大幅改善されれば政治が経済を回すことへ舵をきる事ができますので、医学視点では格別、経済視点ではコロナ禍を終息したものと考える事ができます

 「お店の運営をどうするか」「大切な友知人と会うのも控えるべきか」「体質的に不安だがワクチンを打つべきか」「カラ元気でも外では元気であるよう振舞うべきか」…

 随時ストレスフルな選択に迫られる毎日ではありますが、大事な事は「世の中いつ何が起こるか本当にわからない」という事をあらためて再認識しつつ、モチベーションや心身の健康を維持し、日常業務・各種判断の正確性を担保する事という事ができます

 事業者様ごとにより、一時的に休業あるいは廃業を行いコロナ明けの再開・再起を図ることが正しいと考えられる選択である事もあれば、資金繰りをなんとかつけて現状の運営を継続維持する事が正しい選択である場合もあるかもしれません。不要不急の外出を絶対かつ頑なに拒むよりも大切な人との極めて少数での会合程度なら責められない程度に多少は出ていった方が場合によっては正解であるという事もあるかもしれません。

 日常業務・各種判断の正確性が担保さえされていれば後々コロナ禍下での日々を後悔する事もありません。そういった中である時期突然の様にコロナ禍の「あっという間」の解決が到来した暁には、いつのまにか「コロナ明け」が来ます。「コロナ明けが見えない」と考えるのではなく、例えば上記のように「コロナ明け候補事項」を探しながら、まずなによりモチベーションと心身の健康維持に努めて頂きたいと考慮致します

 なお、コロナ禍ではかつて見たことがないほどにいわゆる「PEST分析」の各種「PEST」が国内中の各大企業から零細企業に至るまで大きく経営に甚大な影響を与えている状況と言えますが、そうでありながら、コロナ対策行政の動向や各種治療薬関連の動向・新ワクチンの開発動向・各種変異株の動向・国内外のコロナ関連世論動向・ウイルス起源問題をとりまく世界情勢の動向等、主にコロナ関連特有の各PEST事項に関しては今後の当面様相および自社へ与える影響を分析する事の非常に困難なPEST事項が多く、これらの事項に関してまで中小零細企業の経営資源下で一生懸命分析を行う事は、終わりなき迷路に突入していく事になりかねずあまり得策でないものとも考えられます。コロナ関連の各種PEST事項に関しては、自社への影響が明らかに強い事項に関しては勿論重要な事項である可能性が高いため(ex.自粛・給付金・助成金関連情報等)それらは効率良く拾うように致しまして、他の事項の詳細に関しては気にはなりましても(ある一定の視点からに限ればですが)考えても無駄になる可能性が高いのであまり深く考えず、それよりもコロナ明けが来る前に行っておくと良いような事をどんどん済ませていく方が、コロナ情報マニアになってコロナ疲れを一層積もらせるより、コロナ明け後の自社の足取りを軽快にするための有意義な時間の使い方と考える事ができます。

 「コロナ関連の情報について色々見すぎたり考えすぎたりしてかなり疲弊してるな…」そんな事業者様は、経営大枠の方針についてのみ正しい判断と思われる選択を行いましたら、あとはコロナ情勢の細かい点に関してはあまり深くは考えずに、いずれにせよどうせなら今行っておいた方が良い事をとにかく済ませていってみて下さい。特に疲れているようでしたらコロナ情勢へのアンテナは是非あえて鈍化気味にして頂きながら、いずれにせよ必要不可欠な事や有用な事に労力を注いでおく事が、結果として後悔する事のない経営者としての戦略的な時間の有効活用になるものという事ができます

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